2008年07月05日
骨盤変位とは・・・
骨盤とか背骨について気にかけてますか?
気にかけているといっても、なかなか自分でケアするのは難しいですよね。
でも、自分の体の一部ではありますから、何らかの形で気にはかけていることと思います。ただ、その構造や骨盤の動き方を想像するのは簡単ではありません。
本日は多分硬い話になります。ごめんなさい。軽る~く流してください。
解剖学は、医学にかかわる従事者が最初に取り組む基礎ですが、骨盤の動き方という目次は日本語の専門書ではほとんど存在しません。
現在でこそ医療技術は米国に追従する日本ですが、江戸末期とか開国後の近代化の時は、オランダ医学を取り入れようと必死でした。
ヨーロッパ各国が競う中で、ご存知の通り長崎から導入されたのですが、明治の頃に導入した基礎医学では、骨盤は可動性がないとしています(子供の頃は大いに動くが大人は可動出来ず、固まっている)。
当時のヨーロッパでも、国によっては骨盤は可動すると教える解剖学もあったようです。
現在の米国では、もちろん骨盤は可動し、日常生活の中で変位するとしています。その流れで今の私たちのカイロプラクティック技術があります。
冒頭に申し上げた「簡単ではありません」というのは、骨盤変位という概念が、日本ではよほどの強い打撲障害を起こさない限り適用されない(考えられない)のです。
これは、日本における骨盤の解剖学が、古い内容のまま引き継いでいるのが大きな理由のように思います。
ですので医療現場では、私たち療術従事者が説明する骨盤変位という言葉がとても奇異に映っていると思います。
それは医療に従事する先生が骨盤の可動性ということを課程で学んでいないからです。。。
その先生が、これに対し戸惑っておられるならこれからの先は明るいのですが…
本日は、私にとってはちょっとしたジレンマの話となりました。
次回は、もっと身のある話題です。
気にかけているといっても、なかなか自分でケアするのは難しいですよね。
でも、自分の体の一部ではありますから、何らかの形で気にはかけていることと思います。ただ、その構造や骨盤の動き方を想像するのは簡単ではありません。
本日は多分硬い話になります。ごめんなさい。軽る~く流してください。
解剖学は、医学にかかわる従事者が最初に取り組む基礎ですが、骨盤の動き方という目次は日本語の専門書ではほとんど存在しません。
現在でこそ医療技術は米国に追従する日本ですが、江戸末期とか開国後の近代化の時は、オランダ医学を取り入れようと必死でした。
ヨーロッパ各国が競う中で、ご存知の通り長崎から導入されたのですが、明治の頃に導入した基礎医学では、骨盤は可動性がないとしています(子供の頃は大いに動くが大人は可動出来ず、固まっている)。
当時のヨーロッパでも、国によっては骨盤は可動すると教える解剖学もあったようです。
現在の米国では、もちろん骨盤は可動し、日常生活の中で変位するとしています。その流れで今の私たちのカイロプラクティック技術があります。
冒頭に申し上げた「簡単ではありません」というのは、骨盤変位という概念が、日本ではよほどの強い打撲障害を起こさない限り適用されない(考えられない)のです。
これは、日本における骨盤の解剖学が、古い内容のまま引き継いでいるのが大きな理由のように思います。
ですので医療現場では、私たち療術従事者が説明する骨盤変位という言葉がとても奇異に映っていると思います。
それは医療に従事する先生が骨盤の可動性ということを課程で学んでいないからです。。。
その先生が、これに対し戸惑っておられるならこれからの先は明るいのですが…
本日は、私にとってはちょっとしたジレンマの話となりました。
次回は、もっと身のある話題です。
Posted by 桜カイロプラクティック at 20:55│Comments(0)