2010年08月28日

腰痛と下肢の痛み、しびれ 桜カイロプラクティックの施療法

今日は。

読者の皆様。


カイロプラクティック従事者が集う学会の季節に入りました。
皮切りは来月に開かれる日本カイロプラクティック徒手医学会学術大会(福岡)です。


学術発表は、貴重な経験例を共有しあう勉強会です。

この研究団体は特に、誰かに押され言われて取り組んでいるのではなく、大学専門機関のような母体がないのにもかかわらず、利益追従の影もなく、公的な支援もないまったくの純粋な自費・自主活動の啓蒙組織です。


本学会の会員は、ご来院いただく皆様に何よりもベストにお役に立ちたい思いがとても強いカイロプラクターです。

役員の方々にはいつも頭が下がります…

桜カイロもご来院いただく皆様に場当たり的でなく、一時しのぎの施療でなく、より根本的な原因追求に必死です。

今回は皆様300人からお預かりしました貴重な臨床のデータをひも解き、筋骨格系疾患の原因の考え方をテーマにして問題提起してきます。

改めてその報告を行わせていただきます。



さて今回は、腰痛と足の痛みやしびれがある時の桜カイロの施療法をご紹介します。

その症状と云うのは、腰の動きが鈍く重たい感じがする。
腰の力が抜けるようだ。腰が立ち上がる時に痛く歩けば減る。
お尻から大腿、ふくらはぎ、足首にかけて痛い、しびれる。体を前に傾けると腰が痛くなる。

何もしていないのに腰が突然痛くなったり治ったりを繰り返している。

専門病院で筋膜症、椎間板ヘルニア、脊椎分離・すべり症、脊椎管狭窄症、坐骨神経痛、梨状筋症候群・・の診断名をもらった、などです。


原因は腰椎の問題と体幹の筋肉に強い障害を抱えているのですが、これらの問題はいずれも仙腸関節が動けないことが理由です(外傷による分離症を除きます)。


施療法はまず腰椎から下肢の筋肉に血液・リンパ液の循環を促し、坐骨神経痛や背筋痛があれば傷害している筋肉を施療します。

その後仙腸関節の障害を丁寧に取り除き、さらに腰椎の骨と骨との間に指を心地よい状態で差し入れ歪んだ関節と筋肉並びに靭帯を調整します。

この時はとても気持ち良いので眠りを誘います。下肢が椎間板ヘルニアの強いしびれ・痛みがあれば、マッケンジー体操を指導します。

そして歪んだ首の付け根を調整します(実に来院者の99%はここが障害されています)。痛みはないのでご安心下さい。

的確な調整により首の根元の緊張が瞬時に開放され、頭の中がリラックスできます。

脊柱から骨盤の施療により腰痛だけでなく、肩こり、頭痛、背部痛、首痛、体幹、腕、肘、手先の痛みとしびれの広範囲の不快な症状の改善も期待出来ます。

脊柱の立体構造が損傷を受け、内空が占拠され、筋肉が慢性に疲労しつづけるのは体の屋台骨である仙腸関節が可動していないからです。


次回は、学会報告の内容です。

では。

  


Posted by 桜カイロプラクティック at 12:12Comments(1)