2010年12月10日

第14回日本統合医療学会(徳島)に参加

読者の皆様

皆様、今年も師走月に入り何かとあわただしい中、新年を迎える楽しみのこのごろです。
ブログ更新ようやく開始です。
すっかりとご無沙汰しました。

九月から今月まで学会開催の時期で、そちらに専念していました。
12月11日~12日が本年最後の学会なので、持って行く資料の準備が先ほどようやく終わり、バックに詰め込んだところです。


初めて参加するのですが表題のような大会です。

多岐分野の諸先生方のご講演とシンポジウム、ポスター発表が予定された医療の力を根幹から見つめなおす理念のある学会で、特に本年は会場が母校で、昔の学びやにはお世話になった表敬訪問の気持ちもあります(当時の栄養衛生学教室の川田十三夫先生)。

会場では臨床栄養学者、機能性食品開発者、漢方学者、看護者、音楽療法者・・・の専門分野の実力者のお話を伺えます。


私がバックに詰め込んだ資料とは、仙腸関節のゆがみ方を学術的に表した内容で、ポスターセッションです。

仙腸関節のゆがみと統合医療とがどのように関わり合うのかと言いますと、
肩こりや日常にある腰痛などは、私たち手技療法者の得意分野ですが、
手技療法について医療のすみわけ位置を探るための学識者の集合と思います。

これまで、腰痛症や肩こり症の臨床研究の結果、筋骨格系疾患の発症は骨盤の歪みから始まると考えているのですが、既報の成果を積極的に情報公開し各分野の先生方のご意見をいただけたらと思っています。


医療の位置づけは富士山の山頂としたら今の手技療法者は富士山のすそのの、箱根か小田原かあるいは熱海あたりか。

先月は第22回日本療術師学会で四国松山で、
9月は私のホーム学会である第12回日本カイロプラクティック徒手医学会で九州博多でした。

そこでは大変ありがたいことに本年度の最優秀論文賞をいただきました
(その内容は左と右の骨盤が歪む問題は同じように発生するのではなく非対称的にあると言うものです)。
(そして嬉しいことに友人の天狗烏先生も賞を受賞されました)



遅れながらですが、皆様にご報告申し上げます。

それでは徳島に出かけます。

ではまた。

桜カイロ
院長 吉野和廣

  


Posted by 桜カイロプラクティック at 12:12Comments(0)