左利き足と仙腸関節 その3

桜カイロプラクティック

2009年04月09日 15:34

皆様、こんにちは。
桜カイロプラクティックの吉野です。

毎年この時期、桜色の花道と花吹雪は優雅でありとても綺麗なものです。
桜カイロプラクティックの名前は、実は、私の姓の吉野と桜の木の吉野桜から引っ掛けて採りました。
あちらこちらが桜色で咲きほこり、遠くから見てもその木は一目瞭然で存在します。
桜色への想いはひとしおです。

さて、今回は左利き足と仙腸関節についての第3回目です。
前回は、左右の利き足の違いと仙腸関節変位の頻度について、データ解析第一報を発表いたしました。
本日は続編となります。

本題に入る前に、ちょっと前回から時間があいてしまいましたので、なぜ私がこんな調査結果をまとめているかを、今一度お話しましょう。

以前にもお話しましたが、健康な人であっても、10人中の6人は右側の骨盤は外側へ歪んでいます。
私たちの体は、右側の骨盤(仙腸関節)は特定の方向へゆがみ(変位)をとても起こしやすいのですが、なぜそうなのか、理由の考え方を、ここでは調査研究しております。
そして、その結果を、腰痛、肩こり、膝痛、手足のしびれ…などの脊髄源性疾患をはじめ、いわゆる頭痛などの原因不明とされる本態性疾患の治療方法に、応用できればと考えております。

利き足とは利き腕と同じ意味で用いています。
ですので、利き手が右の人は右足が利き足です。
右手利きの人の場合、左足と左手の機能は決定的な違うところがあります。
それは、左足は右足よりも体重を支える大きな役割を持っていることです。
なので左足は軸足と称します。

逆に、左利き手の人は右軸足の人が多くいるはずです。
そこで、右仙腸関節の外方変位の発生頻度に違いがあるかどうかを知ることが目的につながっています。
左手が利き手の方は、恵まれた才能を持つ人が多いとも言われますが、カイロ四方山話は腰痛や肩こりなどの発症原因に引っ掛けて調査しています。

さて、ここからが本題です。
前回のお話では、解析データから人は利き足に関係なく右の仙腸関節は、外方変位を起こし易い構造体であるという結論立てとなったわけですが、今一度、解析データの扱い方を修正し、再び統計処理を行いました。

その結果、意外なことが判りました!!


そうなのです。

仙腸関節の変位と利き足との関係が見えてきたのです・・・

次回へ続く。